シックハウス対策

人に優しい部屋、それは「天然素材」

・アトピー性皮膚炎や喘息の発作など、アレルギー体質でお悩み
・花粉症で、くしゃみ・鼻水などに毎回つらい思いをしている
・風邪をよくひく、さらに回復が悪く、長く患いがち
・部屋が多湿で結露しやすい、湿気でカビが発生しやすい
・酒、たばこ、ペットの臭いでお悩み 夜眠れない、眠りが浅い
ホルムアルデヒドなど有害な揮発性化学物質が放出されることが原因で起こる「シックハウス症候群」が、深刻な社会問題となっています。 健康が脅かされず安全で快適な暮らしのために、自然素材を主成分とする日本古来の塗り壁が見直されています。同時に塗り壁は室内の温度や湿度を調整し、高い結露防止効果をもたらしカビやダニの発生を抑制するなど、高温多湿な日本の気候に適した内装材です。
【施工例:壁:珪藻土、腰壁:ヒノキ、床:桜】

珪藻土壁材は高い吸放湿性能とホルムアルデヒド・VOCなどのガス吸着性能とともに通気性・断熱性、さらには自然の温もりのある表面の風合いが評価されています。


しかし、このような効果は必ずしも珪藻土に限ったものではなく、日本の伝統的な土塗壁の効果に他なりません。木材の気孔と同じような組織をつくる材料なら皆同等に評価されるということになるのです。

この珪藻土壁の土塗壁にシックハウス症候群の予防効果のみならず、治療効果もあるものと評価し大いに期待しています。それは土塗壁のように吸放湿性能があると考えられるからです。

アレルギー症および化学物質過敏症の害作用は、リンパ球の母体である肥満細胞が刺激されて放出されるヒスタミン等の化学伝達物質の作用と、この化学伝達物質やアレルゲンが白血球を刺激して発生する活性酸素の作用の2つに集約されるが、最近では活性酸素による害の方がむしろ大きいと見られています。

活性酸素は外界からの侵入者(細菌、ウィルス、異物)を消滅させる働きをする善玉ですが、一方、余剰の活性酸素は細胞膜や核酸を破壊して酵素を活性化させ、臓器疾患を起こし、ガン、難病、成人病の原因になるなど、あらゆる病気のもとになるという悪玉でもあるのです。


 これは言いかえればプラスイオンの害作用です。ここにマイナスイオンがあればこれが抗酸化剤として働き、プラスイオンの害を解消してしまうのです。

【施工例:テーブルに秋田杉を使用】
土塗壁からマイナスイオンが生成するのはレナード効果(滝効果)によるものと考えられます。水の粒子の表面はマイナスイオンに帯電しているので、その表面に空気中のプラスイオンが吸着されます。 この水の粒子(クラスター)がさらに細かく破砕されれば水の表面積は著しく大きくなり、空気中のプラスイオンが大量に吸着され、この結果、空気中にはマイナスイオンが多くなるのです。 吸湿している土壁の表面に乾いた空気が当たれば放湿が起こり、極く微細な水のクラスターができるので、その室内の空気はマイナスイオン環境になります。 これは滝や噴水の周辺がマイナスイオン環境になるのと同じ原理です。さらに、土壁の部屋には森林浴効果もあり、シックハウス症候群の予防・治療効果があるのです。

「いわき松」天然木のフローリング(国産赤松)

珪藻土壁の模様付けバリエーション